addsomemusic2005-12-02



 どれだけの人が覚えてるのか分からないけど、2004年8月25日の私の日記に「ハヤオキX」というバンドのデモ音源を取り上げました。もちろんデビューなんて全然してなくて、インディーともほど遠い、大学生バンドだったと記憶しています。そんな彼らの4曲入りのデモがなかなか良く(音質は最低)結構リピートして聴いていました。


 http://www.dd.e-mansion.com/~songcycle/diary200408.htm


 そんなハヤオキXも解散してしまいましたが、その時のボーカルだった藤木直史がソロとして「ジャンク・フジヤマ」と名乗り地道に活動しているようです。そんなジャンク・フジヤマから2曲入りのデモCDRを送ってもらいました。全く本人の許可もなく勝手に取り上げてますんで、ご本人が見てたらご勘弁を(笑)。


 ハヤオキXの時のデモから比べると音質は大分向上しましたがそれでもデモ以上のものではないことを最初に断っておきます(笑)。演奏はジャンク・フジヤマによるボーカルとギター。それにサポートとしてキーボード、プログラミング、ベース、コーラスでカミヤジュンペイが務めています。


 楽曲はハヤオキXの時にも聴けたようなミディアム・スローなタイプの曲をねっとりと歌っています(笑)。チープな打ち込みとギターが中心の「秘密」。相変わらずの達郎ばりのソウルフルなボーカルには感心しますねぇ。裏声の使い方が上手いです。サビでコーラスが入るのは個人的には好きです。2分30秒くらいの短い曲なんだけど、1コーラスだけで終わってるので本来はもっと長い曲なのでは?と思います。


 2曲目の「灯」は弾き語りによるこれもスローなナンバー。もともとシンプルな弾き語りとかが好きな私にはこちらのほうがグッときます。しみじみとした良い曲だと思います。


 ハヤオキXの時もそうだし、今回のソロのデモも聴いてみて思ったんだけど、ボーカルとしての力量はあると思います。今度はぜひアップ・テンポの曲を聴いてみたいなぁと思いますね。


 密かに応援しています。


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