addsomemusic2005-12-11



 毎週日曜の「人に歴史あり」ですが、なかなか洋楽が出てきませんね(笑)。まぁ邦楽のほうがネタとして書きやすいってのがあるからかも。今回もまだ邦楽が続きます。


 大滝詠一佐野元春などを知ってだんだん音楽の幅が広がってきました。いわゆるニューミュージック系なんでしょうかね。それに比例するかのようにテレビで流れるヒット歌謡曲への興味が急速に薄れてき始めました。アイドルなんてちょっと前までは松田聖子とか大好きだったくせに、だんだんと敬遠し、仕舞にはバカにまでしはじめちゃいます。特に高校生くらいになるとその傾向が顕著で、「ロック最高!」「アイドル??」「ケッ!」って感じですよね(笑)。中学生の終わりから高校生くらいって妙にカッコつけてるんだよなぁ。


 そのくせ私なんか田舎の中学3年生でカッコつけていても本当にウブだったものです。中3の夏にトキメキを覚える出会いをしたんですよね。そう思春期真っ盛りの中3の夏・・・


 友人同士の会話で、いわゆるアイドルとかの話を私は隣でつまんなく聞いていたことと思います。その会話の中に「セーラー服を脱がさないで」というなんとも恥ずかしい言葉が友人から発せられたんですよ。


 え〜??それって曲名???そんななんとも恥ずかしくもいやらしい曲があるのか???なんて純粋無垢だった丸刈り中学生の私は驚いたものです。もちろんその曲はおニャン子クラブのデビュー曲でした。私はまだ「夕やけニャンニャン」というこれまた妄想を掻き立てられるような名前の番組を見たことがなかったんですよね。この曲は大ヒットし、すぐにお茶の間で見ることとなりますが、歌っているおニャン子クラブは皆、自分と年の近い女子高生ばかりで隣のお姉さんって感じで親近感も湧きました。もちろんみんな可愛くてすぐにトリコになってしまったんですよね。


 おニャン子の歴史は1985年から1987年のほぼ3年間だけです。特に高校生の頃には洋楽中心のリスニング・ライフとなっていたんで、おニャン子が好きだなんて口が裂けても言えませんでした。自分も好きなクセに、おニャン子好きの友人を「オマエはダメだ!」みたいにダメだししてたからなぁ。高校生とはなんとも複雑なもんですな(笑)。


 おニャン子で誰が好き?なんて質問は愚問ですな。おニャン子のみならず、私の音楽人生における最大のアイドルは間違いなく渡辺満里奈でした。本当にめちゃくちゃ可愛かったぞ。いつか満里奈特集でもやってみたいと思っています(笑)。