addsomemusic2005-12-23



 もう書いてる本人でさえも忘れかけていたジョン・セバスチャンの細道(笑)。なんとほぼ半年振りに書いています。ジョン・セバスチャンが参加したアルバムとか多数あってそれらも少しずつ取り上げたいと思っていたのに・・・


 で、今回はラヴィン・スプーンフルの日本盤のアルバムについて書いてみようかなと。ラヴィン・スプーンフルの60年代にリリースされた日本盤はベストを除くと『FIRST ALBUM』『SOUND』『TOUCH』『MONEY』の4枚のようですね。『FIRST ALBUM』はすでに取り上げ済みですね。『SOUND』は残念ながら持っていませんが、その収録曲は「4 EYES」以外の『HUMS OF THE LOVIN' SPOONFUL』の全曲に「JUG BAND MUSIC」「LET THE BOY ROCK AND ROLL」を追加した形です。


 1967年にリリースされた『TOUCH』も変則的な内容。シングル・ヒットのほとんどが『FIRST ALBUM』『SOUND』に持っていかれた形になってしまい、この『TOUCH』は先の2枚のアルバムに収録されなかった『DO YOU BELIVE IN MAGIC』と『DAYDREAM』からの残り曲を集めたものとなりました。さすがにシングル・ヒットがないんじゃアルバムのインパクトに欠けると思ったのかA面1曲目に「DARLING BE HOME SOON」とラストに「THE FINALE」というサントラからの2曲を持ってきています。もちろん「DARLING BE HOME SOON」はシングル・ヒットもしましたね。


 『DO YOU BELIVE IN MAGIC』と『DAYDREAM』からの残り物的な内容なんですが、出がらし感は全くなくアルバム通して素晴らしい内容だと思います。単にラヴィン・スプーンフルの楽曲のレベルを高さを物語っていてシングル曲以外でも本当に素敵な曲が多いんですよね。それにカバー曲のセンスやアレンジも素晴らしく、オリジナルと並んでも何の違和感もなく、そこにはラヴィン・スプーンフルらしいグッドタイム・ミュージックがあるだけなんですよね。「WILD ABOUT MY LOVIN'」「OTHER SIDE OF THIS LIFE」「YOUNGER GIRL」「THERE SHE IS」・・・あ〜本当に素敵なグッド・ソングですね!