addsomemusic2006-02-06



 BAT McGRATH & DON POTTERの1969年リリースの『INTRODUCING』は本当に大好きなアルバム。数あるSSWモノの中でも個人的に5本の指に入るくらいの愛聴盤です。「シンガーソングライター名盤700」本にもミニ・コラムの「SSW名盤の細道」として小さく取り上げられてましたが、本編での掲載ではなかったんで、私のところの裏名盤で取り上げます。


 これは一時期本当に探してました。ヤフオクに出品された時は小躍りしたなぁ。当時は相場も分からず、ただ欲しいという思いだけで超強気で入札していました。いま思うと随分高く入札したなぁと思いますが、それでも落札できなかった。相手も相場も分からず強気で対応していたんでしょうね。それが良かったのか、後に新品同様の極上品をゲットできましたけどね。


 その極上品をゲットしたのは海外オークションでした。実はこのアルバムが私にとって海外オークション初体験となったアルバムなんですよね。英語も全然分からず、すでに海外オークション経験者にいろいろ教わりながら必死で落札しました。それだけ苦労してまで欲しかったアルバムだったんですよね。また個人的な話しばかりになってしまった(笑)。


 苦労した甲斐があったと自信を持って言えるくらい素晴らしいアルバムです。アコースティック色が濃いサウンドで、バックにジャズ畑のアーティストが参加しているためかクールな演奏のものが多いです。これがなかなか良いんですよね。特にオープニングの「JEFFESON GREEN」がベスト・トラック。ヴァイブの音色がクールに響きます。いかにも当時のニューヨークでしか生まれることがなかったサウンドだと思います。全曲名曲で捨て曲なしの名盤だと思います。


 SSW裏名盤セレクトに多数の応募ありがとうございました。住所が分かる方には本日発送しましたので到着まで今しばらくお待ちください。ただ、プラケースもないCDだけの発送です。経費削減ですのでご了承ください。オマケにジャケも曲目もな〜んにも付けてません。曲目はブログのほうで確認してください。詳細は過去の「SSWの裏名盤」で取り上げたものなので、右側にあるカテゴリーの欄から「SSWの裏名盤」をクリックしていただけると過去の記事がまとめて出てきますんで、読みながらでも聴いてください。