addsomemusic2006-05-25



 毎日忙しくってグッタリ。そんな私を癒してくれそうなアルバムはないかなと思ってDAVE RUDOLFの1976年リリース『FOLKS』を取り出して聴いています。アルバム・タイトルがズバリ『FOLKS』だからねぇ・・まぁフォーキーなアルバムには間違いないけど、もっとカントリー・ロックな音がします。バンド・サウンドでスティールやバンジョーが絡んできたりしますから。もちろんアコースティック主体の音なんですが曲によってはロック色の濃い曲もあります。通してよく出来たアルバムで曲の粒も揃っている愛聴盤ですね。ジャケも渋いし。


 アルバム・タイトル曲「FOLKS」で幕をあげますがこれがなかなか素敵なカントリー・フレイヴァー溢れたフォーキー・ソング。続く「THE NIGHT」はロック色が濃い。「JODIE」は軽快なカントリー系フォーキー・チューン。スローな「THE NIGHT CLUB DANCER」ではピアノが効果的に使われてます。彼の渋い歌声がなかなか魅力的に響きます。B面オープニングでイントロのピアノが印象的でロックな「THE GAMBLER」はめちゃカッコイイ。続くスティールが心地よいカントリー・ロックの「NUMBER BLUES」も最高。更に染みる系の「TURNING PAGES」と個人的にこの3曲はベストトラックですね。B面の割とバンド・サウンド系(もちろんアコースティック主体です)の曲がかなり良いんですよねぇ。とにかく本当に良い曲が多いですのでオススメですよ!マイナー・レーベルものだと思いますが、豪華なブックレット付き。たまに見かけますんでぜひ!