addsomemusic2006-07-03



 1972年にリリースされたJESSE COLIN YOUNGの『TOGETHER』なんてどうでしょ。ジェシ・コリン・ヤングはもちろん60年代から70年代頭まで活躍したヤングブラッズのリーダー的存在。ヤングブラッズ以前からソロ・アルバムはリリースしています。このアルバムが何枚目なのかよく分からないけど、中身の濃い素晴らしいアルバムなのには間違いないですね。というよりジェシ・コリン・ヤングにはハズレはないです。全てのSSW好きは当然聴きましょう。


 ヤングブラッス終焉の時期のリリースなれどレベルは高い。個人的に1番好きなアルバム・・・ではないんだけど、かなり上位に位置するアルバムですね。彼のハイトーンでソウルフルなボーカルが最大の魅力かな。彼の声を聴くとヤングブラッズだ〜なんて、つい思っちゃいますね。ありふれていそうで個性的なボーカルなんだと実感いたします。


 彼は本当に優れたソングライターでもあるんだけど、ここではオリジナルは約半数程度。チャック・ベリーの「SWEET LITTLE SIXTEEN」のカバーなんてのが収録されてるのが面白いなぁ。これがなかなか素敵なアレンジのカバーになってるんですよね。ジャシ・コリン・ヤングのルーツが垣間見れますね。全体的にアコギとピアノが心地よいですね。コーラスで、元ヤングブラッズのJERRY CORBITTが参加してるのもヤングブラッズ・フリークには見逃せないですよね。


 カバーもよいけど、彼の甘いソウルフルなオリジナルが本当に良いです。「GOOD TIMES」「TOGETHER」「THE PEACE SONG」なんて泣きの名曲ですよ〜!


 アライグマってなんのこと?・・・なんて聴かないでね(笑)