addsomemusic2006-08-14



 今回はBILLY & CHARLESの1971年にリリースされた唯一のアルバム『BILLY & CHARLES』でも。これは既に本家サイトの「OTO NO PAGE」にも取り上げてるし、随分前にこのブログでも取り上げてます。まぁそれだけ好きなアルバムってことですね。個人的にはオールタイム・ベスト20に当確するくらい大好きなアルバム。SSW〜FOLK系のアルバムの中でも屈指の名盤だと信じています(笑)。


 基本的に安レコ買いの私なんで、どんなレア盤でも相場より安くないと買えないんですよ。まぁその前にレア盤には手が出ないんですが(笑)。とにかくどんなレコでも相場より安くないと手が出ない。そんな私がとにかく欲しい・・・と思って気合を入れたわずか数枚のアルバムの中の1枚がこれなんですよね。海外のオークションでシールド品を見つけて、それがどうしても欲しくて気合いれて入札したなぁ。開始価格がシールドのためか高額だったので、結局入札したのは私だけで競り合うことも無く落札できたんですが・・・それでもちょっと高かった。そんな気合を入れてゲットしたレコなんですが、その内容の素晴らしさに「あ〜買って良かった」と心底思いましたねぇ。こんなに感慨深く「買って良かった」なんて思えるアルバムはそんなにはありません。


 ビリー&チャールズはその名の通りSSWデュオで、メンツはビリー・マーニットとチャーリー・ドミニシ。ビリー・マーニットはこの後、『SPECIAL DELIVERY』という素晴らしいソロをリリースしていて、これはCD化もされてるんで耳にされた方は多いと思います。チャーリー・ドミニシは後にドリーム・シアターの初代ボーカリストとなります。そんな二人の若かりし日の歌声を納めたアルバム。二人のピアノとアコギの演奏を中心としたフォーキー・サウンドで、それにベースが加わるだけというシンプルこの上ないサウンド。優しさに溢れた瑞々しいピュアな音が詰まってるんですよね。この時ビリー・マーニットは18歳だとか。


 全曲名曲の捨て曲なし。こんな素敵なSSWデュオ・アルバムはそうそうありません。けっこうオススメしまくって何人かの方に買わせてしまったけど、きっとみんな後悔はしていないはず。とにかかく愛して止まないアルバムです。


 クレジットに「Percussion-Everyone」とあります。このシンプルでピュアなサウンドに私も参加できるんですよね!この素敵なレコを聴きながら、どんな音を加えよう。私もメンバーのひとりになって!