addsomemusic2006-08-25



 なんだか忙しくってブログの更新がままならないなぁ。お気に入りサイトとかはちゃんと巡回してるんですけどね。ただし会社でですけど(笑)。本日はちょっと余裕があるかなぁ。で、お気に入りのブログのココでDUNCAN TUCKが取り上げられていたんで便乗して私のところでも取り上げておきます。久々のコバンザメ。


 文才がない私のところを読むよりはココを読んでもらったほうが早いんですけどね。情報がないんで私も知識が全然ない。ココで初めて知ったことばかりです(笑)。


 だって後にエンターテイナー的なアルバムをリリースしてたなんて全然知らなかったもん。今回取り上げるのはDUNCAN TUCKの1974年にリリースされた1st『MALAGUENA』でも。詳細なクレジットが全然ないんで、あれこれ書きようもないんだけど、共作も含めて約半数が彼のオリジナル。全編彼のアコギの弾き語りによるシンプルなフォーキー・アルバム。裏名盤というほど突き抜けた素晴らしさには薄いけど、なかなかアコギがかっこよく悪くはないですね。ボーカルはけっこう伸びやかな感じだけど印象はそれほど強くない。それよりもアコギのほうに耳がいっちゃうなぁ。けっこう上手いです。弾き語りといってもそんなに地味な印象はしません。もちろんアシッドというのとも違う。SSWスタイルなのが聴きやすいところでしょうね。


 3曲のメドレー形式になっている「COLORADO TRILOGY」でのアコギのカッティングにはしびれます。タイトルで分かる通りコロラドデンバーのマイナーSSWなんです。軽快な「TRESS」やシンプルでオーソドックスなフォーク・スタイルの「CONTINUITY」とか個人的にツボな旋律を奏でてくれていてニンマリです。スパニッシュな感じの「MALAGUENA」はインスト曲。HARRY CHAPINの「BETTER PLACE TO BE」とか4曲のメドレー「BOX TRILOGY」などなかなか良いですね。派手なアルバムではないけど、時折手が伸びてしまうような1枚ですね。


 実はタイミングが良いことに彼の2ndを先日ゲット。ただいま航空便にて我が家へ向かっている最中だったりしています。楽しみですね。