addsomemusic2006-08-28



 毎日覗いているココでJOE & BINGが取り上げられていたんで思わずコバンザメ。JOE & BING・・・本当に大好きなんですよね。


 JOE & BINGを昔から知っていたわけではないです。コアな音楽好きの方に教えてもらい興味があった頃にタイミングよく彼らの1stがリイシューされたんですよね。『DAYBREAK』というアルバムでリリース当時はBEST OF FRIENDS名義でブラジルでリリースされました。アメリカ用(?)として同じ音源を白地にイラストのジャケで自主プレスでリリースもしています。こちらはほとんどライブ会場などでの手売りがほとんどだったと思います。リイシューされた1stの内容の良さで多くの方の耳に止まったと思いますが、このアルバムのオリジナルはかなりレアなんですよね。普通じゃとても手が出ないようなレア盤が容易にCDで買える状況ってのは本当に嬉しいですよね。


 そんなレアな1stに対して、JOE & BINGの2ndは本当に安価で入手できます。日本で買っても1000円台くらいで見つかると思います。マイナー・プレスだった前作と違ってメジャーなRCAからのリリースですからね。売れたのかどうかは知りませんがプレス枚数もそこそこあったんでしょう。ソフト・ロックな感触とフリー・ソウル的な感触が絶妙なバランスとなっていて、そこにマイナー・プレスならではの肌触りがあり、かなりの名盤度が高い1st。だけど1976年にリリースされた2ndはそんな特別な感触はありません。だけど、とびきりポップで素敵な楽曲が詰まってるんですよね!前作と比べると普通のポップ・ソング集といった感じなんだけど、これだけ素敵なグッド・ソングが詰まってると文句の付けようがないです。日本におけるマイナー偏愛主義の犠牲となったアルバム・・・というと大袈裟かな(笑)。


 曲単位で説明するのも無駄です。全曲いいんだから(笑)。どれも明るく爽やかで、二人のハーモニーも抜群。普通のSSWやポップス・ファンにはこの2ndのほうが断然聴きやすいと思います。それなりにプッシュすれば売れるアルバムだと思うんでぜひCD化をお願いしたいなぁ。RCAなんで長門氏あたりがなんとかしてくれないだろうか???


Daybreak

Daybreak