addsomemusic2006-09-23



 なんだか今日もブログを書く気力が沸かない。でも週末くらいしかアップできないからなぁ・・・と思い書いてます。義務感でブログを書くようになったらもう終わりかなぁ・・・なんて思わなくもなけど、最近ちょっと疲れてるからねぇ。仕事も落ち着けば更新意欲も出るんでしょうが。


 どんな時でも素敵なレコには励まされます。心落ち着かせる時にはやはりSSW系のアルバムが私には1番しっくりきますね。今日取りあえげるのはSLY BOOTSの『NOTES ON A JOURNEY』でも。たぶん1971年くらいのリリース。レーベルはFAITHFUL VIRTUEでこれまた大好きで、既にこの裏名盤でも紹介済みのBILLY & CHARLESと同じですね(レコード番号も1番違い)。


 SLY BOOTSはMICHAEL WENDROFFとDAVID GREENBERGの二人によるSSWデュオ。MICHAEL WENDROFFは何枚かソロ・アルバムを出していて御馴染みですよね。ジョン・セバスチャンにも通じるような素敵なアルバムをリリースしていますので未聴の方はこちらもどうぞ。DAVID GREENBERGのほうはあまりよく知りません。ソロ・アルバムとか出してるようでしたら誰か教えてください。


 二人によるアコギと歌を中心に、ベース、ドラム、キーボードがバックを固める素敵なSSWアルバムです。全曲二人の手によるオリジナルなんだけど、その多くはMICHAEL WENDROFFが書いています。とにかく美メロの連続の良い曲づくしなのが堪りませんね。二人のハーモニーも素敵だし。弾き語りではないんで、普通のSSWアルバムとして気持ちよく聴けると思います。


 アコギのイントロにハーモニカが被さってくる哀愁ソング「NEVER SAY GOODBYE」なんて染みる名曲です。サビでのハーモニーにウットリな「GIRL FROM MISSIONARY RIDGE」、「NOTES ON A JOURNEY EAST」も名曲度が高いです。あ〜なんて気持ち良さそうに歌ってるんだろ。英語なんてわかんないけどニューヨークの情景が目に浮かぶようです。ピアノを大きくフューチャーしていて素敵すぎます。ギター・サウンドに乗ってボーカルも力強い「I'M INNOCENT」や「NOTES ON A JOURNEY WEST」はリズム隊も良くアップテンポなナンバーでこのアルバムの中でよいアクセントになっています。それにしてもギターが熱いねぇ。ラストはアコギのアルペジオとハーモニーを最大限に生かしたようなスロー・ナンバー「PASS THPOUGH LIKE THE LIGHTNING」で、これも名曲と言えますね。個人的な好みですが、やはりロック色の濃いアップテンポな曲よりもスローなフォーキー・ソングに彼らの魅力をより感じます。ホント、いい曲書いてます。オススメ度が高い大好きなアルバムなんで興味のある方はぜひ!