addsomemusic2006-12-03



 明日はどうやら私の誕生日のようです。いったい何歳になるんだっけ??なんて本気で考えてしまった(笑)。そんな誕生日を祝うかのように、レコード・プレーヤーを買い換えちゃいました。今まで使っていたのはかなり古くて、おまけに最近かなり調子が悪くなってきたもんだから修理するくらいなら新しいものを・・・ということで、ボーナスが出る前からボーナスをアテにしての購入なのです(笑)。まぁ大事に使えば10年も20年も使えるものですからね。以前のはかなり乱雑に扱ってきたからなぁ・・・反省です。


 さて新しいプレーヤーをセットして、最初に何を聴こう?と思ったわけですよ。大好きなSSWやフォーク系の音も良いですが、以前のプレーヤーとの音の違いを聴き取るにはジャズがいいのでは?なんて安易な発想で、ターンテーブルにジャズのレコードを載せたのでありました。まぁ音の違いが分かるほど耳が肥えてるわけでもないんですけどね(笑)。


 ただいまのBGMはART TATUM / BEN WEBSTERの『THE TATUM GROUP MASTERPIECES』なり。1956年の録音で、ピアノのART TATUM、テナーのBEN WEBSTERの二人の連名アルバム。リズム陣はRED CALLENDERとBILL DOUGLASSといったアート・テイタム・トリオのメンツ。アート・テイタム・トリオにベン・ウェブスターを迎えた形なんだけど、両巨匠に配慮したのか2人のリーダー・アルバムという扱い。これがねぇ、本当に大好きなアルバムなんですよ!もう個人的にジャズのフェイバリット・アルバムの中の1枚です。


 テイタムの前でも見事に渋いテナーを吹ききってくれているウェブスター。全曲バラードということもありテイタム、ウェブスターの美しい旋律がなんともロマンチックに響き渡ります。テナーがかなり野太く低音を鳴らしてくれていて、本当に水割りなんぞを片手にしみじみと聴きたくなるような感じなんですよね。激オススメ。


 ここはSSW〜FOLKが中心のブログなんですが、これからはジャズも少しずつ取り上げていこうかな?と思ってます。でも私の知識が乏しいんでビギナー向けのオーソドックスなものになりますが。