addsomemusic2006-12-17



 先週、本家サイトの「OTO NO PAGE」にアップしたUNCLE WALT'S BAND。これ本当に大好きなバンドなんでここでも取り上げようかと。テキサスはオースティンのマイナーなバンドで、知名度は限りなく低い。アルバムも3枚(たぶん、違ってたらゴメン)出てるんですがマイナー・レーベルなためほとんど見かけることがないです。でもそんなマイナーな彼らの音楽なのに、ちゃんとCDで買えるんだから嬉しいよね。


 ジャンゴ・ラインハルトを彷彿させるようなアコースティック・スウィング系の音にMFQのような素敵なハーモニー。アコギとベースで時折フィドルが絡む程度というなんともシンプルな編成。そしてズバ抜けたソングライティング!確かに地味なのかもしれませんが多くの方にぜひ聴いてもらいたいバンドだと思います。


 数年前にアコースティック・スウィングなる音が流行り、多くのそれ系のアーティストが陽の目を見てきましたが、その代表格ともいえるのがUNCLE WALT'S BANDではないか?と個人的には強く思っています。当時ハイファイやグリグリ(レコード屋です)を中心としたディープなお店が発信していた情報を頼りに私もいろいろと買ったもんなぁ。コウダさん、お元気でしょうか?(笑)


 UNCLE WALT'S BANDの3枚のアルバム(たぶん)の中で1番見かけないのは1982年リリースの『LIVE』ではないでしょうか。その名の通りライブ盤で、オースティンでの演奏を納めたもので、他のアルバム同様に素敵なアルバムに仕上がっています。2本のギターとベースから生み出されるスウィング感は心地よさ抜群。素敵なオリジナル曲はもちろんライブならではのカバーも秀逸です。「STAGGER LEE」とかホントにいいよ〜。


 UNCLE WALT'S BANDでオススメなのはやはり1stなんですが、他のアルバムもそれに全く劣らないくらいのクオリティの高さを誇っています。今回取り上げたライブ盤だってね!「MOTOR CITY MAN」のなんとも素朴な曲に大きな魅力を感じてします私って、やはり地味好みなんでしょうね(笑)。


 編集盤CDが2枚出ています。それでUNCLE WALT'S BANDの全貌が掴めます。AMAZONで買えるし、短いですが試聴もできるんで、ご自身の耳で確かめてください。更にメンバーのソロ・アルバムもありますよ!


Girl on the Sunny Shore

Girl on the Sunny Shore

American in Texas Revisited

American in Texas Revisited