addsomemusic2007-01-22



 ミュージック・マガジン曽我部恵一サニーデイ・サービスの特集なんだってね。サニーデイ大好きでした。曽我部恵一は全部聴いたわけではないけど、やはり好きな世界。明日あたり買いに行こうかな。


 そんなわけで、ただいまのBGMは曽我部恵一の『東京コンサート』なり。昨年リリースされたライブ盤なんだけど、その内容はサニーデイ・サービス時代のアルバム『東京』の全曲を弾き語りで歌うというもの。『東京』のリリース10周年の企画ライブのようで、曲順もアルバムそのまま。曽我部恵一自身やはりこのアルバムに思い入れがあるんでしょうね。


 サニーデイ・サービスは本当に大好きでした。私がリアルタイムで聴いていた数少ないバンドですからね。そんなサニーデイのアルバムの中でも個人的にはやはり『東京』に一番思い入れがあります。ホントよく聴いたなぁ。たぶんほとんどの曲をソラで歌えるほど聴きこんだ1枚。とても90年代のアルバムとは思えないくらいに70年代の香りを漂わせていました。


 『東京コンサート』は2006年7月16日に下高井戸シネマで行われたライブ録音。曽我部恵一のアコギ1本で歌われていますが、アコギを巧みに弾き分けて単調にならないようにしています・・・といっても弾き語りがダメな人には単調かも(笑)。MCもちゃんと収録してあるのも嬉しいよね。サニーデイ時代のライブなんてMCもなく淡々と歌を歌い続けていたのになぁ。曽我部も大人になったんだね(笑)。


 とにかく奇跡ともいえるくらいに名曲が揃っています。弾き語りなんで地味な印象は否めませんが、それでも余りあるくらいの瑞々しさを感じます。こーゆーもんだと思って聴いてるんで不満もないんですが、できれば「真赤な太陽」ではギターだけでなくハーモニカも入れて欲しかったなぁ。でも弾き語りで「東京」や「コーヒーと恋愛」といった小品が聴けたのが個人的には嬉しかった。好きなんですよこの2曲が。アルバム通して彼のソングライティングもそうなんだけど、私って曽我部恵一の「声」が好きなんだなぁ・・・と改めて思いましたね。


 かなり好きで何度も聴いてるアルバムなんですが、やはり『東京』を聴き尽くした人向けかな?と思います。だから『東京』を聴いたことがない人はこの『東京コンサート』は聴くべきではないです。まずは『東京』を!ちょっと世間一般とズレてるもしれませんがサニーデイの「若さ」が詰まったアルバムだと思います。


 『東京』は永遠の愛聴盤です。


東京

東京

東京コンサート

東京コンサート


 まだまだヤフオク出品中
http://openuser.auctions.yahoo.co.jp/jp/user/nk1970jp