addsomemusic2007-02-01



 ただいまのBGMはTHE DEAN BROTHERSの『AS THEY ARE』なり。何年のリリースかはよく分からないけど間違いなく70年代の音。その名の通り、ディーン兄弟を中心とした4人組(たぶん・・ジャケを見たまんまです)。基本はカントリー・ロックかな。フォーキーやプリAOR的なメロウな曲まで音楽性は幅広い。バラエティに富んではいるものの、それHどとっ散らかったような印象ではない。素敵なグッドタイム・ミュージックが目一杯詰まったアルバム・・・そんな例えがなんともしっくりくるようなアルバムです。


 冒頭の「SELL MY MISERY」はカントリー・ロック調。続く「DIXIE」はなんともメロウな曲でプリAOR的な肌触りが感じられます。「WHO LOVES YOU」はちょっとウエスト・コースと系のハーモニー・ワークにゴキゲン。穏やかで暖かな温もりを感じさせる「CHIME SONG」や「THINGS NEVER CHANGE」、ゴキゲンなロックンロール・ナンバーな「SWEET SIXTEEN AGAIN」などなどホントいい曲が詰まっています。


 けっこうなマイナー・プレスもののような気がしますが、これくらい捨て曲なしといってもいくらい素敵でゴキゲンなグッド・ソングが詰まっているアルバムもそれほど多くないと思います。いかにも米国の香り漂う心地よさバツグンのアルバムです。オススメ!