addsomemusic2007-03-11



 昨日・一昨日と「ならず者」を取り上げましたが、今テレビでやってる「華麗なる一族」の挿入歌になってるそうですね。全然知らなかった。ほとんどテレビを見ない人なもんで。テレビ見る時間があればレコード聴いてます(笑)。せっかくなんで「ならず者」特集ということで今日も「ならず者」でも(笑)。


 ただいまのBGMはカーペンターズの1975年リリースの『HORIZON』なり。邦題は『緑の地平線』ですね。このアルバム、カーペンターズのアルバムの中ではそれほど取り上げられることがないような気がしますが個人的にはなかなか好きな1枚。大ヒットした「ONLY YESTERDAY」「PLEASE MR. POSTMAN」が収録されてますからね。個人的に「ONLY YESTERDAY」はカーペンターズの楽曲の中でも1、2を争うくらい好きな曲だったりしています。メロディの良さや、コード展開の華やかさ、後半のコーラスといい、もう名曲としかいいようがないですよね。まぁこの曲が収録されてるから好きなんですが(笑)。


 全体的には落ち着いたしっととりとした曲が多く収録されていて、ちょっと地味な印象は否めないかも。彼らに求められたヒット曲や華やかなポップ・ソングへの要求からの葛藤が大きく感じ取れます。そんなわけでこれがカーペンターズ最後の輝きとなってしまった感じですね。


 そんな中、「ONLY YESTERDAY」「PLEASE MR. POSTMAN」の間に挟まれて収録されていたのが「DESIPERADO(ならず者)」なのでございます。なんとなくイーグルスカーペンターズの組み合わせが意外な感じもしますが、カーペンターズの楽曲にはカントリー・テイストなものも多いし(「TOP OF THE WORLD」とかね)、違和感なく歌ってくれています。メロディ・ラインは大きくくずすことなく歌っています。ただアレンジがやや大袈裟なのは致し方ないか。ただ残念なのはやはりハーモニーがないことかな。これがちょっと寂しいんですよね。


 私が持ってアルバムは日本盤なんですが、この「DESPERADO」の邦題が「愛は虹の色」となっていました。なんだか感じが違うよな〜(笑)。


 ここ、数日メジャー級のアルバムばかり取り上げていてどうしたの?なんて声も聴かれそうだなぁ。いや、普段はこんなのをよく聴いてるんですよ。それほどマイナー偏愛主義者ではないですから(笑)。


Horizon

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