カープを必死になって応援してたからもうクタクタです。負けたことも相まってグッタリ。そんな疲れた体を癒してくれそうなアルバムはないか?と思って久々にジャズ・ボーカル・アルバムをチョイス。ナット・キング・コールの大名盤『AFTER MIDNIGHT』がただいまのBGMなり。


 1956年の録音で、自身のバンドにゲストを招いての録音。スタンダードを中心に優しく、暖かく、心地よくスウィングしてくれています。彼の素敵なボーカルが本当に良いですよね。収録された曲も名曲揃い。当時ヒットもした「ROUTE '66」あたりが1番の聴き所かな?このドライヴ感は堪りません。


 ナット・キング・コールは「L-O-V-E」を初めとしたヒット曲が多数あり、フランク・シナトラと並ぶポピュラー・シンガーとして捉えられている側面もありますが、もともとはジャズ・ピアニストで、こんな素敵なジャズ・ボーカル・アルバムもたくさんあります。古い録音だとピアノ・トリオでの素晴らしい録音の数々も残してますのでピアニストとしての彼の素晴らしさも感じ取れます。興味のある方はそちらをぜひ!

アフター・ミッドナイト

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