addsomemusic2007-05-29



 ただいまのBGMはMAURY MUEHLEISENの『GINGERBREADD』なり。1970年にリリースされた唯一のアルバムで素晴らしいSSWアルバムでもあります。モーリー・ミューライゼンといえばジム・クロウチのバックで素晴らしいギターを弾いていました。その演奏の数々はジム・クロウチのアルバムとして容易に聴くことがきます。そんな彼の唯一のアルバムなんですが、なんとも繊細な感触のSSWアルバム。彼の弾くアコギを中心に据え、しっとりと音を重ねてるような印象。彼の線の細いボーカルがなんとも儚さを漂わせていますよね。


 CASHMAN & WESTがプロデュースを務めていたり、ERIC WEISBERGやDAVID BROMBERGらが参加しているのも見逃せません。全曲彼のオリジナルで、そのセンスは大きな可能性を秘めています。決してジム・クロウチに劣るようなものではないですね。まだ若かった彼もジム・クロウチとともに飛行機事故で亡くなってしまいました。これはとても残念ですよね。


 このアルバム、その昔にVIVIDからCD化されてましたが残念ながら廃盤。長らく入手困難でしたが、どうやら彼のHPで買えるようですね。さっき確認しましたがディスク・ユニオンでも買えるようです。


 http://www.maurymuehleisen.com/main.html


 驚いたのはモーリー・ミューライゼンの未発表音源集もCDで出ていること。これはかなり聴きたい!こりゃ通販でゲットだね。