addsomemusic2007-06-17



 また負けた・・・ここ数日のストレスの溜まるような負けっぷりには本当に勘弁してもらいたいなぁ。もう鯉は空を泳がないのだろうか?


 なんて気分が滅入ってますが、そんな時には素敵な女性ボーカルものにでも手を伸ばしてしまいます。優しく包み込んでくれるような素敵な歌の数々で傷ついた私を癒してくれるのはどんなアルバムなんだろう?なんとなく取り出して聴いてるのはNANCI GRIFFITHの『POET IN MY WINDOW』なり。これは1982年の2nd。


 ナンシー・グリフィスといえば、今ではグラミーも獲得している大御所の域ですね。フォーク&カントリー系シンガーとして素晴らしい歌の数々を披露してくれているし、カントリーやフォークのチャートではヒット曲も多数あります。そんな彼女のまだ若かりし頃のアルバム『POET IN MY WINDOW』は大好きな1枚。なんとも垢抜けていない姿を収めたジャケも秀逸ですよね。カントリー&フォーク系のボーカリストの多くは「歌」に徹しておいて曲を自作することは少なかったりしていますが、ナンシー・グリフィスは自身で曲を書きます。このアルバムでは全曲彼女のオリジナルというのもスゴイけど、その書かれた楽曲のレベルの高さは本当に驚愕です。このアルバムから彼女はメインストリームへの階段を1歩上ったといえるでしょう。


 どの曲も本当に素敵で、彼女の透明感のあるボーカルがより一層素敵に輝かせてくれます。カントリー・バラードな曲がやはり最大の魅力でしょうね。「HEART OF A MINER」「YOU CAN'T GO HOME AGAIN」なんてまさに名曲と呼べるようなものだと思います。公私ともにパートナーとなるERIC TAYLORも参加していますね。


 これ、アナログは思いの他見かけない。再発盤はたまに見ますがオリジナルってやはりレアなのかな?まぁCDで買えるんで問題はないけどね(笑)。


 

Poet in My Window

Poet in My Window