addsomemusic2007-07-07



 たふだいまのBGMはWILD OLIVE BRANCH BANDの『THROUGH A GLASS DARKLEY』なり。1977年リリースのケンタッキーのほぼ自主盤の類だと思います。フォーキー?まぁマイナーなフォーク・ロック・バンドといったところか。いわゆるクリスチャン系フォーク・サイケ寄りかな。しっかりとしたバンド・サウンドなんですが、歌も録音もマイナー感溢れてますが、これがなかなか良いんですよ。


 シンプルなアレンジでオーソドックスな演奏で全く派手さはない。しかし楽曲はなかなかよく出来たメロディの曲が多い。ボーカルは弱い印象で、ハーモニーもかなり拙い。でもねぇ、これがなかなか味わい深いんですよ。聴けば聴くほど深みにハマルようなアルバムだと思います。割とレアで知る人ぞ知るって感じだし、万人ウケするような内容でもないかもしれませんが、マイナーなフォーク・ロック的な音を好まれる方には猛烈にオススメいたします。長尺な曲もあったりしてサイキーな面も見せてくれますが、ややミディアム〜スローな曲が魅力的です。ハーモニカとかいい感じで使ってくれてるんですよねぇ(すいませんハーモニカ好きなもんで)。けっこう枯れてます。


 アメリカにはこんなローカルだけど素敵なバンドがたくさんいるんですよね。