addsomemusic2007-09-15



 なんとなく取り出してきたのはCOMMANDER CODY & HIS LOST PLANET AIRMENの『COMMANDER CODY & HIS LOST PLANET AIRMEN』なり。1975年リリースの何枚目かな?割と数多くのアルバムを残していて、そのどれもがいいんですよ〜。まぁどれ聴いても同じといえばそうなんですが(笑)。


 コマンダー・コディ(以下略)はブルーズやフォーク、カントリーといったものルーツに持ついかにもアメリカ然としたような最高にゴキゲンなバンドです。一言で言ってしまえばカントリー・ロックという範疇に入るのかもしれませんが、ブギーやオールドタイミーなナンバーも得意としていてNRBQダン・ヒックスをも掛け合わせてるような雑多な音楽性を感じさせるイカしたバー・バンドといった感じですね。ライブ盤とか聴くとそんなゴキゲンな様子がよく伝わります。


 印象的なイラストのジャケもゴキゲンだけど、内容は更に輪をかけてゴキゲンです。聴き所としてはリトル・フィートの名曲「WILLIN'」のカバーってのもありますが、やはりこのバンドの魅力を最大限に発揮している威勢の良い「THE BOOGIE MAN BOOGIE」でしょうね。タワー・オブ・パワーのホーン・セクションが炸裂しているし、コマンダー・コディことジョージ・フレインによる軽快なブギー・ピアノが溜まんない。ライブとかだとかなり盛り上がりそうなナンバーですね。またちょっと古めかしい感じの「HAWAII BLUES」の和み度は相当高いですね!


 とにかくどの曲も楽しく素敵なアルバムなのには間違いありませんね!


コマンダー・コディ・アンド・ヒズ・ロスト・プラネット・エアメン

コマンダー・コディ・アンド・ヒズ・ロスト・プラネット・エアメン