addsomemusic2007-09-12



 ただいまのBGMはHARDIN & RUSSELLの『RING OF BONE』なり。1976年リリースの1stかな。これは大好きでよく聴いています。その名の通り、PATRICIA HARDINとTOM RUSSELLによるフォーキー・デュオ。全曲ふたりの手による楽曲を揃えており、素晴らしいアルバムに仕上がっています。


 フォークやカントリーをルーツとしたようなフォーキー・サウンドで心地よさバツグンです。バックの演奏もなんとも緩くってホント和みますね〜。収録された楽曲のどれもがなんともホンワカとしたようなフォーキー・ナンバーばかり。曲によってはオールドタイミーな雰囲気を醸し出してくれていています。曲によってはピアノが印象的に使われていて、そんな曲では独特の雰囲気を漂わせていますね。


 テキサスはオースティンで録音されたこのアルバム。結構なマイナープレスものだと思います。だってレーベル名がDEMO RECORDSなんだもん(笑)。まぁ、それはそれとして割とよく見かけるアイテムではあります。内容の素晴らしさに対して、あまり食いつきがよくないような気がするのはたぶんジャケのせいでしょう。内容を知らないととても手が出るようなジャケじゃないからなぁ。


 まさにジャケット・インパクト大賞を受賞してしまいそうな強烈なジャケ。このジャケから心地よいフォーキー・ソングが流れ出てくるなんて想像できないですよね。とにかく良いです。3曲による組曲形式の「OLD WOMEN SUITE」なんて最高なんだから!とにかく名盤です。フォーキー系アルバムの基本の1枚。