addsomemusic2007-10-08



 なんとなく、ふとニール・ヤングが聴きたくなって取り出してきたのは『HARVEST』なり。まぁ秋ですからね。1972年リリースの4枚目で、彼の代表作の1枚かな。随分前に書いたこともあるけど、ニール・ヤングで大好きなアルバムは『AFTER THE GOLD RUSH』『TIME FADES AWAY』『TONIGHT'S THE NIGHT』の3枚。個人的にはこの3枚で決まりなんで実は『HARVEST』を聴くのもかなり久しぶりだったりしています。


 愛聴盤ではないものの、初めて買ったニール・ヤングのアルバムはこの『HARVEST』だったりしています。高校生の頃に買ったんだけど、あまりピンとこなったなぁ。地味ではないけど派手さもないような音。ナンバーワン・ヒット「孤独の旅路」が収録されてますが、やはりこの曲のヒットはその時代ならではでしょうね。普通じゃ決してヒットしそうにないタイプの曲だと思うし(笑)。


 なんか悪いことばかり書いてますが、もちろん悪いアルバムではないです。全体を通して曲のレベルは高いしね(派手さは無いけど)。もともとシンプルなサウンドが好みなんで、派手なロンドン交響楽団による演奏がなかったらかなり好きなアルバムになっていたかもしれないとは思います。ここらあたりはジャック・ニッチェの色が濃く出た部分なのかな?「OLD MAN」は個人的なベスト・トラック。


ハーヴェスト

ハーヴェスト