addsomemusic2008-02-04



 この季節にピッタリな「雪ジャケ」なれど、その内容はなかなかホットで素晴らしいアルバムを。


 ただいまのBGMはTHE JOHN CASSEL BANDの『THE PRICE OF LOVE』なり。1973年のリリースかな?ヴァーモントの自主盤だと思います。バンド名のそままにJOHN CASSELを中心とした6人組。なかなかイカしたバー・バンドっぽいサウンドNRBQっぽい。メンバーにサックスやトランペット担当がいるため、ゴキゲン度は高くなりますよね。若干ジャジーな雰囲気の曲もあり、素晴らしいグッドタイム・ミュージックを奏でてくれています。もちろん全曲がJOHN CASSELのオリジナル曲です。


 ジャジーな雰囲気の曲もある・・・って書いたけど、このJOHN CASSELってジャズ・ピアニストのJOHN CASSELなんでしょうか?ちょっとJOHN CASSELを調べてみたけど、彼の経歴でこのアルバムに触れた記事は見つからなかった。ジャズ・ピアニストのJOHN CASSELもヴァーモントで活躍してるし、THE JOHN CASSEL BANDのJOHN CASSELもボーカルとともにキーボードを担当しています。同じ鍵盤奏者ということもあり同じ人なんでしょう。JOHN CASSELの若かりし日にリリースされたロック・アルバムということだと思います。


 いい曲が揃っています。冬の寒さを吹っ飛ばすようなゴキゲンなナンバーばかりです。といってもハードに熱い曲ではなく、まさに温かいゴキゲン・ナンバーといったところか。全てのグッドタイム・ミュージック・ファンに激オススメな1枚であります。