addsomemusic2008-02-17



 最近、ウッドストックサウンド・セレクトを作ったり。「ザ・バン道」を書いたりしてたもんだからウドッストック熱が再発。いろいろ取り出して聴いていました。ウッドストックサウンドってどちらかといえば、地域や人脈で括っているようなもんなんで、特定のジャンルってわけでもないんですよね。だから様々なタイプのサウンドがあるんだけど、しかしそのどれもがアメリカのルーツに根ざしたものが根底にありますね。そういったところに惹かれるんでしょうね。


 「ウッドストックサウンド・セレクト」を作った時に入れ忘れたものが発覚。ただいまのBGMはJESSE FREDERICKの『JESSE FREDERICK』なり。1971年にベアズヴィルからリリースされた、たぶん唯一のアルバム。これ、かなり良いアルバムなのにすっかり忘れてたよ〜。まぁお詫びの意味も込めて本日取り上げています。雪ジャケで今の季節に調度よいしね。


 雪ジャケなれど、なかなか熱いサウンドが詰まっています。ナッシュビル録音で、分厚い女性コーラスとかもあってなかなかスワンピーです。ゴスペルな味付けだったり、ソウルフルなボーカルだったりしてるんですが、曲によってはザ・バンドを彷彿させるものもある。これはこれで名盤なのデス。


 いや〜ホント、ベアズヴィル・レーベルには名盤が多いですよね。まぁ後期にはレーベルの方向性を見失っていますが、それでも70年代前半にはウッドストック産の素晴らしいアルバムの数々を残してくれています。このJESSE FREDERICKもその中の1枚であることに間違いはないですね。