addsomemusic2008-03-01



 私にとってもっとも「ニューヨーク」という街を感じさせてくれるアルバムはTHE FIFTH AVENUE BANDの『THE FIFTH AVENUE BAND』になります。もちろんバンド名がそうだからではなく、彼らの奏でるサウンドは60年代末のニューヨークでしか発生し得なかった類のサウンドだと思います。1969年リリースの名盤。モノクロの渋いジャケも大好きでまさに大愛聴盤ですね。


 メンバーにピーター・ゴールウェイやケニー・アルトマン、ジョン・リンドらが在籍していました。1曲目の「FAST FREIGHT」のイントロのギターからしてゾクゾクきますね。このアルバムでの人気曲は2曲目の「ONE WAY OR THE OTHER」かな?ケニー・アルトマンによる楽曲で、シティ感覚溢れ爽やかながらフリー・ソウル的な名曲です。同じくケニー・アルトマンによる「NICE FOLKS」はフォーキー好きの私にとってはまさに直球ど真ん中ともいえる曲。最高!


 フィフス・アヴェニュー・バンドは1990年に再結成盤もリリースされてるんですが、これは聴く必要ありません(笑)。


ザ・フィフス・アヴェニュー・バンド

ザ・フィフス・アヴェニュー・バンド