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　え〜リクエストがあったんで、今日はALZOでも（笑）。いや、リクエストがなくても取り上げるんですけどね。私の私的名盤100選の中でもかなり上位に位置するアルバムなんです。そんなわけでALZOの1971年にリリースされた『LOOKING FOR YOU』でも。

　このアルバムも好き過ぎて、何度も取り上げてるんで今更書くこともないかな（笑）。『LOOKING FOR YOU』というタイトルにピンとこられない方も多いでしょうが、この後にBELLからジャケを買えて再発されたのが『ALZO』で、この形式でCD化もされました。そんなわけでAMPEX盤がオリジナルになります。

　このアルバムを初めて聴いたのはけっこう前で、ソフト・ロックやフリー・ソウル・ブーム（？）の頃。それ以来、いまだに愛聴盤なんですよね。このアルバムがリイシューされた時はあちこちにプッシュしまくって、多くの方に買わせました（笑）。ちなみにこの『ALZO』と当時未発表だった『TAKIN' SO LONG』のライナーは必読です。涙モノですから。それにしてもこのアルバムのリイシューにご尽力された長門氏には感謝ですよね。

　オープニングの「COUNTRY」から鳥肌モノです。ALZOの代名詞ともいえるファルセットと12弦の響き。まさにアコースティック・グルーヴと呼ぶに相応しいアルバムなんですよね。ソウル、ジャズ、ブラジルの要素が上手く取り入れられていて最高にグルーヴィーな楽曲で埋め尽くされています。これを名盤と呼ばずに何を名盤と呼ぶの？・・・ってくらいに愛してます。未聴の方は絶対に聴いてください！

アルゾ(紙ジャケット仕様)