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大好きなウッドストック・サウンド。そんなウッドストック・サウンドの見本市ともいえるようなアルバムがBOBBY CHARLESの1972年にリリースされた『BOBBY CHARLES』だと思います。BEARSVILLEからのリリースで、少なくとも我が日本では「ベアズヴィルはこんな音」という印象を良くも悪くも付けてしまったアルバムなんでは?なんて思います。ベアズヴィルの主力と言えばトッド・ラングレン〜ユートピアとかフォガットとかなんですけどね。
もちろん収録された楽曲の素晴らしさはもちろん、なんともルーズながら温か味のあるボビー・チャールズのボーカルもまた魅力的。といっても彼を支えるバック陣の豪華さがこのアルバムを人気盤に仕立てたんでしょうね。
ロビーを除くザ・バンド陣の他に、エイモスを初めとしたハングリー・チャック組やジェフ・マルダー、ボブ・ニューワース、ジョン・サイモン、マック・レベナック(ドクター・ジョン)などなど本当にスゴイ。かといって派手さは一切なく、地に足がついたようなしっかりとしたサウンドはまさにウッドストック・サウンドの典型。
名曲「SMALL TOWN TALK」や「TENNESSEE BLUES」はもちろん素晴らしいが、オープニングを飾る「STREET PEOPLE」のイントロ一発でKOでしょ。最高です。
- アーティスト: ボビー・チャールズ
- 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
- 発売日: 2007/03/07
- メディア: CD
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