addsomemusic2008-04-01



 お気に入りのブログでダン・ペンが取り上げられてるのを見て、私もそれ系のアルバムを聴こうと思い取り出してきたのはSPOONER OLDHAMの1972年にリリースされた『POT LUCK』なり。スプーナー・オールダムはご存知の通り、ダン・ペンとソングライター・コンビを組んで数々のサザン・ソウルの名曲を残してくれています。


 キーボード奏者の彼ですが、決して上手くはないけど哀愁漂う素晴らしいボーカルを聴かせてくれます。やや不安定な部分もありますが、ある意味ルーズな感じでなかなかスワンピーです。有名なところでは「男が女を愛する時」で聴かれる彼のオルガン・プレイを彷彿させてくれるプレイも聴かせてくれてますし、なんといっても圧巻なのは10分以上にも及ぶソウル・インスト・メドレー。「男が女を愛する時」を始め「RESPECT」とかをホーンを交え熱い演奏です。もちろんボーカル中心の曲もスローな曲を中心に良い曲が揃っていて、ダン・ペンのアルバムに決して優るとも劣らない内容だと思います。


 やや悪趣味なジャケではあるものの、アナログで聴きたい質感のアルバム。というより未CD化だっけ??レア盤の類なんですが、2ndは更にレアです。


ライヴ~モーメンツ・フロム・ディス・シアター

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