addsomemusic2008-05-04



 さて、ブログを更新してから野球に行ってきます(笑)。


 そんなわけで朝から取り出して聴いてるのはJAMES LAWWILLの『THIS TIME』なり。詳細は不明ですが、たぶん70年代のマイナー・プレスものなのでは?と思います。なんともインパクトの強いジャケなんで、飾ってるとちょっと怖くなっちゃうんですが(笑)、内容のほうは心温まる素敵なSSWアルバムとなっています。その界隈では結構な人気盤なんで、SSWの裏名盤として認知されているようです。


 JAMES LAWWILLは鍵盤奏者なのかな。ギターを中心とした音作りではなく、ピアノやキーボードをメインにすえたサウンドになっています。鍵盤奏者らしい音作りとメロディ・ラインは強く感じますね。でもこれがかなりの高レベル。捨て曲ナシの出来栄えに人気なのも頷けます。


 オープニングを飾るなんとも愛らしい「LITTLE BIRD」から始まり、メロウな「HOLLYWWOD RUNAROUND」や小気味良いポップ・ソング「WHEN YOU GET IT YOU'LL LIKE IT」と立て続けに良い曲が並んじゃってもう1発でノックアウトです。いわゆるSSWライクな名曲だけでなく、軽くジャズ・フレイバーを効かせたような曲から小粋なグッドタイム・ミュージックまで、音楽性の幅も聴かせてくれるし、そのどれもが「温かい」んですよね。オススメ!