addsomemusic2008-05-05



 ただいまのBGMはUNCLE JIM'S MUSICの1972年にリリースされた2nd『THERE'S SONG IN THIS』なり。これ、もう本当に大好きなんですよ。というより1stも比べようがないくらいに好きなんでUNCLE JIM'S MUSIC自体が私のフェイバリット・バンドの一つということになります。当時多かったウエストコースト・ロック系のバンドなんだけど、音楽性は初期イーグルスに通じるようなカントリー・ロックというところかな。この2ndからメンバーとなったJIM ED NORMANはこれ以降のイーグルスのアルバムでよく目にするようになりますね。


 カントリー・ロックといっても全体的に落ち着いたタイプの曲が多く、哀愁を感じさせてくれるんですよ。全曲名曲揃いなんですが、なんといっても「TIME AND AGAIN」は白眉。これは究極の名曲だと個人的には思っています。曲によってはスティールやフィドルバンジョーなんかも絡んでくるし、しっかりとしたボーカルも良いしハーモニーも決めてくれてます。典型的な70年代米国サウンドのひとつですね。


 とても内容がよく、当然にして人気盤でもあるんですが、こんな素晴らしいアルバムが未だにCD化されていないという事実が不思議でならない。そう思わせるだけのアルバム。もちろん1stも同様の評価で、世間的にはは1stのほうが評価が高いと思います。乞うCD化!!