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明日は20日にも及ぶロードを終えて、我がカープが広島に帰ってきます。そんなわけで明日は広島ーロッテ戦に行ってきます。あ〜もう今から楽しみで夜も眠れません(笑)。
そんなことはさておき、ただいまのBGMはPEGGY LIPTONの1968年にリリースされた『PEGGY LIPTON』なり。ペギー・リプトンは歌手と言うより女優としてのほうが有名ですね。リプトン紅茶のリプトン家の娘さんでもあり、クインシー・ジョーンズの元奥さんだったっけ?なかなか派手な経歴ですが、これも美人の宿命でしょう。
その美しいお顔がアップで映るこのアルバムは、そのジャケが手伝ってか、なかなかの人気盤。もちろん人気なのはその容姿のせいだけでなく内容が伴っているという事はハッキリと書いておきます。美人さんのボーカル・アルバムの場合、ストリングスをバックにポップ・ソングを歌うといった大味なものが多いけど、これは全然違います。たしかにポップス・アルバム的な手法ではあるものの、そこに収録された楽曲がSSW的で本当に素敵なんですよね。
ODEからのリリースというのがその楽曲の良さを物語っていますよね。ODEといえばキャロル・キングの『つづれおり』を初めとし諸作をリリースしているレーベル。当然の如くここにはキャロル・キングの曲が「NATURAL WOMAN」をはじめ5曲も収録されています。そして、ローラ・ニーロの2曲もまた素晴らしいんですよね。それだけでなく、彼女のオリジナルがなんと4曲も収録されていることに驚かされます。そんな感じでキャロル・キングやローラ・ニーロ的な味わいもじゅうぶん感じ取れ、なんとも素敵な魅力が溢れています。
バックもしっかりしています。ハル・ブレインやジョー・オズボーン、マイク・ディージー、ジム・ゴードンらがしっかりと脇を固めてますし、コーラスにはブロッサムズが参加してます(全然黒くないですけどね)。曲よし、歌よし、演奏よし、オマケに容姿よし・・・ってんだから溜まんないですよね(笑)。
あれ?もしかして、これって未CD化だっけ??