addsomemusic2008-07-14



 ただいまのBGMはJON & JODIの1971年にリリースされた『TWO SIDE OF JON & JODI』なり。たぶん唯一のアルバムかな。ジャケに映る若い男女による美しすぎるフォーキー・アルバム。シンプルなアコースティック・サウンドに二人のボーカルが聴くものの耳を捕らえて離しません。やや陰りのあるフォーク系の曲が中心なんですが、曲によってはスティールやバンジョーが入るカントリー調の曲もあります。何曲かあるカントリー調の曲も悪くはないんですが、やはり地味なフォーク寄りの曲に強烈な魅力を感じます。アシッドというほどではないですが、なんともいえない「陰り」が美しさを際立てていることに間違いないですね。


 タイプ的にはCHUCK & MARRY PERRINあたりに近いですが、さすがにあそこまでのレベルには達していないです。やや青さも感じさせ、若さゆえの微妙な内面的なものが音となって表れていると思います。
 

 日本よりも海外で高い評価を受けてると思います。自主盤の類で結構レア。数年前にEBAYでこのレコを落札したことがあります。その時は出品者がアーティスト名のスペルを間違っていたため、検索でヒットしなかったのか、私がなんと1ドルで落札したんですよね(笑)。でも、商品は結局届かなかった・・・。レア盤をたった1ドルで落札・・・ってのは出品者も納得いかなかったのでしょう。落札価格1ドルと送料はちゃんと返金してきましたが。これだからアメリカ人ってヤツは!


 そんなわけで、その後、結構探してたんで、入手できた時は嬉しかったなぁ。でも結局入手先は海外でなくヤフオクでしたが(高かった・・・)。個人的には決して手放すことがない大好きなアルバムです。