addsomemusic2008-07-17



 ただいまのBGMはFREEMAN & LANGEの1975年にリリースされた『FREEMAN & LANGE』なり。これはもう本当に大好きな1枚。デュオ名義としては唯一のアルバムでしたっけ?よくは知りませんが、このアルバムの素晴らしさはよく分かります。


 割とオーソドックスなフォーキー・スタイルのSSWデュオで、楽曲も全てオリジナル。二人とも曲は書きますがDON LANGEが中心となっていることに間違いはないでしょう。基本的にリードをとるDON LANGEにDOUG FREEMANがハーモニーを付けるというもの。それにふたりのギターを中心にバックアップがはいります。全体的にアコースティックな肌触りで、まるで木漏れ日のような優しい楽曲の数々が本当に素晴らしい。曲によってはスティールやマンドリンも入るし、クラリネットが絡む曲なんてまさにアコースティック・スウィングな味わいで小気味よくスウィングをしてて自然と体が横に揺れますね。


 全体的に温か味溢れる作りで、しっとりとしたバラードや熱いロック・ナンバーがあるわけでもない。でもこんなに肩肘張らずにゆったりと聴けるアルバムもそんなにはないと思います。大愛聴盤。


フリーマン&ランジ

フリーマン&ランジ