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ただいまのBGMはJAMES BERTHRONGの1978年にリリースされた『CARRYING A FRIEND』なり。モンタナのマイナー・プレスものだけど、その筋の方には納得の内容だと思います。かなり知られていないような気もしましが、それ系の方はちゃんと知ってるんですね。そこそこのレア盤になっちゃってますが、それも頷けるグレイトなSSWアルバム。
彼の歌と彼が演奏するアコギやピアノを中心にベースやドラムが加わる程度のシンプルなサウンド。数曲でハーモニカが大きく使われており、これが哀愁味を強くしてくれていますね。彼の優しいボーカルとシンプルなサウンド、それに被さるハーモニカなんてモロに私好みですね。
もちろん全曲が彼の手によるもので、そのどれもが素敵な曲ばかり。でもたったの7曲しか収録されていないんですね。ほとんどの曲が5分を超える長尺な曲ばかり。長いからといってサイキーなわけでもなく、シンプルなフォーキー・サウンドや、アシッド寄り楽曲がしっとりと続くんですよ。これが溜まんない。特にB面のトップを飾るアルバム・タイトル曲なんで、アコギとピアノ、ベースだけで9分を越えちゃってます。でもこれが飽きずに聴かせるだけのクオリティなんだから恐れ入ります。全体に落ち着いたタイプの曲ばかりで、しっとりと聴ける名盤だと思います。オススメ!
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