addsomemusic2008-08-27



 ただいまのBGMはMARK HORNの1978年にリリースされた『SOMEDAY』なり。マイナー・プレスものだとは思うんだけど、これ結構な人気盤。マイナーといってもフォーク系の音ではなく、しっかりとした作りで、SSW好きに強くオススメしたいサウンド。メロウな曲や甘いボーカルからは、ややAOR寄りのサウンドのイメージ。確かにそこらあたりのサウンドが好きな方には猛烈にツボを刺激されるんじゃないかなぁ。


 もちろん全曲がMARK HORNによるオリジナル。洗練されたメロウなメロディには非凡なセンスを感じます。ホーンが絡む曲とかななかクールで良い雰囲気ですね。お世辞にもあまり上手いボーカルとは言えませんが、彼の甘い声質はこのテのサウンドにはしっくりときます。決して派手な作りではないんですが、マイナーながら、とてもよく作りこまれた印象と、手作り感とがいいバランスで耳に届きます。ほんと、いい曲ばかりですね。人気なのも頷けるというもんでしょう。


 ジャケも可愛らしくて素敵な1枚です。