addsomemusic2008-09-20



 70年代のSSW〜フォークあたりのアルバムはどれも好きだけど、オールタイム・ベストなアルバムというと何十枚もあるもんではないです。でもBILLY & CHARLESの1971年にリリースされた唯一のアルバム『BILLY & CHARLES』は私のSSWアルバムという括りを抜きにして、マイ・フェバリット・アルアムのベスト20には常に入り続けてる愛聴盤。


 ビリー&チャールズはビリー・マーニットとチャーリー・ドミニシによるデュオ。ビリー・マーニットはこの後、『SPECIAL DELIVERY』という素晴らしいソロをリリースしていてお馴染みですね。チャーリー・ドミニシは後にドリーム・シアターの初代ボーカリストとなります。そんな二人の若き日のアルバム。これが本当に素晴らしい。ビリーのピアノとチャーリーのギターを中心にベースが加わる編成。2曲だけドラムが加わりますが、基本的にドラムレスなサウンドは、その若さと不安定さも相まって、とてもピュアな感覚が詰まっています。もちろん全曲がオリジナルで、そのメロディの素晴らしさには驚かされます。この時ビリーはまだ18歳だそうですから、本当にスゴイですね。


 とにかく大好きなアルバム。多くの方に聴いてほしいSSW珠玉の名盤だと信じて止みません。乞うCD化!・・・韓国のBELLA TERRAさん、このアルバムCD化してください。お願いします(笑)。