addsomemusic2008-09-25



 ただいまのBGMはCHRISTPHER GIBSON BANDの1975年にリリースされた『CHRISTPHER GIBSON BAND & FRIENDS』なり。一応バンド名義なんで、SSWかな?とも思ったんですが、CHRISTPHER GIBSONの冠だし、もちろん全曲彼のオリジナルだしね。問題ないでしょ(笑)。


 カリフォルニアのマイナー・プレスものなれど、かなりグレイトな1枚。シンプルなバンド編成にタイトル通り、様々なゲストが加わってるんだけど、凝った音ではなく、やはりそこはローカルな色合いが濃くマイナー好きには堪らない質感を持っています。荒さも目立ちますが、アコースティック主体のサウンドは個人的に大好き。それになんといっても曲の良さに目を見張りますね。


 SSW的な曲から、フォーキー、カントリー・ロック、ウエストコースト・・・。さすがにUSのローカル・バンドらしいサウンドの数々が心地よい。スティールが絡んでゴキゲンな曲から、ピアノを中心としたスロー・ナンバーまで捨て曲なしでしょ。米国の底力を見せ付けるようなアルバム。こんないかにも米国的なサウンドのローカル・バンドなんて掃いて捨てるほどいるんでしょうが、これもそんなバンドの一つ。ただしキャッチーなメロディの数々には頭二つくらい抜き出た存在感を感じますね。大好き!