addsomemusic2008-11-01



 昨日に引き続きTRINITYのアルバムでも。といっても、同名異バンドのTRINITYで、ヒューストンのローカル・フォーク・サイケなバンド。何年のリリースかはよく分からないけど間違いなく70年代の質感です。アルバム・タイトルから分かるように、いわゆるクリスチャン系なんでしょうが、内容は普通のフォーク・ロックなサウンド。いた、普通じゃないな・・・最高に素晴らしい音が聴けます。


 アコースティック主体のサウンドで、曲によってハーモニカやピアノ、バンジョーなども絡み、ややルーラルなタイプの曲もあります。時折聴かせるハーモニーも素敵で、かなりレベルが高い1枚でしょう。渋いジャケも良く、その筋の方々には結構な人気盤。もちろん人気なのも頷ける内容なんんですけどね。ただアコースティックなだけでなく、ファズが効いた曲もあったりして、フォーク・サイケ好きにはマストな1枚。ピアノ主体のスロー・ナンバー「COMIN' HOME」なんて美しすぎます。


 これ結構なレア盤だったりするんですが、実は私はタダで頂いちゃったんですよね(笑)。以前にオークションでレコをゲットした時にオマケとしてセットで貰っちゃいました。頂いた方曰く「盤質最悪に付きサービス」だったんですが、普段から盤質の悪い自主盤やマイナープレスものを聴いてるため耳が慣れちゃってるのか「普通じゃん」って思っちゃった(確かに見た目は傷だらけでしたが)。落札したレコよりもオマケで頂いたこちらのほうが何倍も素晴らしいレコでした(笑)。その節はありがとうございました!