addsomemusic2008-11-06



 ただいまのBGMはSANDY ROSSの1972年にリリースされた『A LADY OF A DIFFERENT TIME』なり。今も現役の彼女なんですが、これがたぶん1st。レコード番号もないようなものなんで自主盤なんでしょう。なかなか温か味を感じさせるフィメールSSWの素敵なアルバムです。


 A面はバンド演奏によるスタジオ録音で、B面は弾き語りによるライブ録音。どちらも素敵なんだけど、ここではやはりライブ録音のほうに耳が傾きますね。小さいコーヒーハウスでの録音なのかな?観客の手拍子とともに彼女のアコギと歌が本当にすぐ側で歌っているかのように響きます。オーソドックスなフォークやブルースをベースとしたタイプなんですが、A面では前述の通り温か味のあるメロディの数々がとても気持ちよいです。ライブのほうは、ややスローで聴かせるタイプの曲やブルージーな曲が中心で彼女の懐の広さも伺えます。


 内容はかなりレベル高いと思うし、ジャケも素敵ですね。あまり見かけませんが、あれが安いのでぜひ!