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　ただいまのBGMはDENNIS SIMMONSの1979年にリリースされた『RISK』なり。すっかり葉の落ちた木のイラストが閑散としてて冬つぽいイメージ。でも内容はしっかりと作りこまれたSSWアルバムで、あまり寒さは感じさせない。たぶん自主盤の部類なんだろうけど、素晴らしい出来栄えにニンマリですね。

　79年代終わり頃なんで、メロディが洗練されているし、サウンドもメロウです。でも自主盤ならではのアコースティックな肌触りもセットになっていて、好きな人には堪らない質感でしょうね。ホーンが絡む曲もあり地味さはありません。

　全曲オリジナルで、そのレベルは非常に高い。彼自身もギター各種にベース、ピアノ、トロンボーン等マルチにこなしていますし、バックにはリズム陣やホーン、コーラスも付いています。フォーク系ではないんで、普通のSSW好きには聴いてもらいたいレベルの高さです。もちろん洗練されたメロウな曲ばかりではなく、ややダークな雰囲気の曲もあったりで、その筋の方にも興味をそそる部分は多いですね。グレイト！