addsomemusic2009-01-06



 KEVIN ODEGARDの1stが韓国のレーベルからCD化されました。ミネソタはSOUND 80で録音された『KEVIN ODEGARD』は裏名盤好きには堪らない名盤といえるアルバムで、CD化は素晴らしいことですね。・・・ってこのアルバム、以前にどこからかCD化されてなかったっけ?勘違いだったらスイマセン。そのうち日本でも買えるでしょうから、未聴の方はぜひ。


 http://d.hatena.ne.jp/addsomemusic/20060708


 そんな1stはすでにこの裏名盤のコーナーで取り上げ済みなんで、1976年にリリースされた2nd『SILVER LINING』を取り出してきました。前作よりもグッとルーラル色が濃くなったフォキー・サイケ・アルバム・・・なんて小難しいことはなく、簡単にいえばカントリー・ロックなアルバムですね。しっかりとりたバンド・サウンドで、スティールやハーモニーが小気味よく響いています。彼のオリジナルのデキもよく、アルバム通して非常にレベルが高く、前作から和み度をアップさせたような質感にニンマリですね。


 ルーラル・フォーキー・タイプな曲に個人的にはグッとくきますが、これはまぁ好みの問題なんでしょうね。カントリー色が濃くなった分、かえって苦手と感じる方もいるでしょうね。そんな方は迷わず1stのほうをゲットしましょう・・・ただUSのローカルなアルバムには多少そんな色合いは付いて回りますけどね。でも「曲」の良さはこの2ndのほうが上だと思います。