addsomemusic2009-01-29



 なんだか忙しいんだよねぇ・・・


 疲れた体を癒すには素敵な音楽が一番です。今回はこれぞSSWの名盤と呼べるような1枚でも。ただいまのBGMはDON EBBETTの1975年にリリースされた『FEEL AT HOME』なり。これこそ正真正銘のSSWの裏名盤。こんな素敵なアルバムが埋もれたままなのは残念でしょうがない。韓国のレーベルあたりからCD化を熱望いたします。


 ボストンのマイナーSSWによる自主盤かな?その筋の方々には人気盤です。彼のアコギとボーカルを中心とし、バックがサポートするフォーキー・タイプのSSWですが、地味さや暗さはなく、とても聴きやすく普通にメジャーな音に慣れた方にも聴きやすいんじゃないかなぁ。それだけ曲が良いって感じなんですけどね。


 フォーキー系なれど割とバラエティに富んだ内容。オープニングのアルバム・タイトル曲なんて必要以上にギターが前面に出てて、ボーカル以上に印象的なフレーズを連発してくれます(笑)。この曲なんてフリーソウル界隈でも受け入れられるでしょう。そんな軽快な曲からジャジーな曲、ブルージーな曲、オーソドックスなSSWスタイルのものまで幅広い。サックスやクラリネットが絡む曲なんてなかなか洗練された味わいですしね。まぁ通して聴いて全体的に都会的な印象が強く、ルーラル色は薄いですね。こんな内容でも散漫にならずトータルでまとめ上げられており、捨て曲もなく、まさに「グレイト!」と呼びたい1枚ですね。本当に素晴らしい!!!


 韓国のレーベルからCD化されたマイケル・ディーコンあたりが気に入った方にはマストでしょう。大愛聴盤。