addsomemusic2009-01-31



 寒い時期に忘れずに「冬ジャケ」のアルバムを取り上げておかないとね。


 ただいまのBGMはACCEPTANCE WITH JOYの1979年にリリースされた『THANKS A TRILLION』なり。女2男1によるトリオ編成のフォーキー・グループ。混声ハーモニーを聴かせてくれる、いわゆるクリスチャン・フォーク系のグループなんだけど、そのレベルは非常に高い。クリスチャン・フォーク・サイケの名盤の1枚でしょう。


 特に女性二人のボーカルが本当に美しく、アコースティック中心のサウンドもシンプルでボーカルを際立ててくれます。もちろん弾き語りの地味なサウンドではなく、しっかりとアレンジされていて、ホーンやヴァイオリンが絡む曲もあり、洗練されています。それにしてもどの曲も本当にレベルが高いですね。ほとんどがカバーだと思いますが、よく練られてます。圧倒的な美しさをアルバム全体から感じ取ることができます。フィメール・ボーカルものがお好きな方にはマストでしょう。


 雪上をソリ(?)で滑る3人の姿がなんとも愛らしいジャケもまた素敵だし、マイナーながら人気盤なのも頷けますね。オススメ!