addsomemusic2009-02-07



 山口のほうへドライブに行ってて、道中に見つけたハードオフにふらっと立ち寄ってみたんですよ。まぁお目当てはアナログ・コーナーなんですけどね。まぁ置いてあるレコの99%はまるで興味のないものばかりなんで、見る労力がもったいないんだけど、それでもレコをサクサクしてしまうのは音楽好きの悲しい性なんでしょうね。


 なんとジャズのレコードが数枚あったんでお持ち帰りさせてもらいました。みんな安価な日本盤ばかりなんですが、価格が210円〜315円だったんで文句もありません。オスカー・ピーターソンソニー・ロリンズハンク・モブレーにニンマリ。


 そんな中にRAY CHARLESの1960年にリリースされた『GENIUS + SOUL = JAZZ』を発見。これIMPULSEのUSオリジナルでした。決してレアなアルバムではないですが315円なら安いでしょ。これが本日一番の収穫でしたね。


 レイ・チャールズはソウル、R&Bのアーティストとして有名ですね。確か盲目でもあったはず。そんなレイ・チャールズが思い切りジャズなアルバムを作っています。彼のソウルフルな歌声やオルガン・プレイが随所に聴けるんですが、前面に出ることもなく大人しい印象。ボーカル曲も少ないしね。


 ここでの聴き所はクインシー・ジョーンズとラルフ・バーンズによるアレンジでしょうね。素晴らしいアレンジにのって奏でられるビッグ・バンド・ジャズといったほうが最適です。演奏も多くが当時のベイシー楽団で、そのメンバーにレイ・チャールズがいる・・・なんて感じの構成です。


 レイ・チャールズのオリジナルもあるし「MORNIN'」を初めとした有名ファンキー・ナンバーもあって、最高にカッコよくグルービーなソウル・ジャズに仕上がっています。


Genius Plus Soul Equals Jazz

Genius Plus Soul Equals Jazz