addsomemusic2009-06-15



 ラヴィン・スプーンフルを初めとした60年代グッドタイム・ミュージック好きに強烈にオススメしたいのがこのEMMANUELです。詳細は不明ですがたぶんカナダのバンドだったと思います。女性を含む(たぶん)8人組の大所帯で、1976年のリリース。ちなみに他にもアルバムがあるのかも知りません。


 相変わらずの分からない事だらけで申し訳ないけど、そんな知識なんて意味がないくらいのこのアルバムの素晴らしさにはトキメキます。先にも触れた素晴らしいグッドタイム・ミュージックが満載なんだけど、まとまり感というよりはバラエティに飛んだ印象。スウィング感溢れるオープニングからポップ・ソングへと繋がっていき、女性ボーカルはしっとりと聴かせてくれたりしています。他にもシャッフル・ビートからドウ・ワップ・ハーモニーの60年代ポップス風な曲まで、演奏もアレンジも歌やハーモニーもどれもキッチリとしていますが、全体に明るい曲が揃っていてハッピーな気分になれます。


 レイト60thのフォーク・ロック的な魅力から70年代のメロディ・ラインまで時代を跨いだような魅力が溢れかえっています。まぁ何はともあれ、収録された全曲がアップ・テンポからスローな曲まで全てがゴキゲンだということは間違いないです。大好き!!


 こういったアルバムのCD化ってのは難しいのかなぁ。