addsomemusic2009-06-25



 キング・オブ・テックス・メックスことダグ・サーム。60年代後半からコンスタントにアルバムをリリースし続け、その枚数は結構なもの。でもそれらのアルバムに駄作がないというのが彼のスゴイところでしょう。


 ただいまのBGMはオリジナルSIR DOUGLAS QUINTET名義にて1970年にリリースされた『1+1+1=4』なり。ダグ・サームの第1期黄金時代の1枚でしょう。このアルバムはそれほど取り上げられる機会が少ないように思いますが、どうして同時代のSIR DOUGLAS QUINTETの魅力を存分に感じさせる名盤だと思います。


 ひとことで言ってしまえばテックス・メックス〜カントリー・ロックといったサウンド。でもこの頃は適度にジャジーな要素もあってめちゃカッコイイんですよね。どの曲でも熱いです。もちろん落ち着いた曲もあるんですが、それもまた味わい深いんですよねぇ。ダグ・サームってボーカルもなかなか色気があると思います。


 アナログはジャケの真ん中が開く観音開きジャケ。子供が書いた(?)イラストもなかなか良いもんです。


1+1+1=4

1+1+1=4