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先日ROSALIE SORRELSの『WHAT EVER HAPPENED TO THE GIRL THAT WAS』を取り上げましたが、そのアルバムに収録されていたPAUL GEREMIAの「ELEGANT HOBO」。そのオリジナルが聴きたくなって取り出してきたのはPAUL GEREMIAの1970年にリリースされた『PAUL GEREMIA』なり。たぶんこれが2nd。
ポール・ジェレミアはブルースに強く影響を受けたタイプのフォーク系SSW。多くのホーボー系SSWの流れでもあります。他のアルバムよりもSSW的な要素が強いこのアルバムは個人的には彼のベストでしょう。良い曲揃ってますしね。
自身によるギター、ピアノ以外にベースとドラム、ギターが加わる最低限の編成による演奏に、彼のブルース・フィーリング溢れたボーカルがなんとも心地よい。いかにも白人ブルース・マンといった趣はジェフ・マルダーにも感じられるものですね。
聴き所はやはり「ELEGANT HOBO」かな。名曲です。
CD化されたと思ったんだけど、AMAZONで検索したらヒットしなかった。マイナーなところからのリリースだったのかな?もしかして廃盤??