addsomemusic2009-07-02



 先日ROSALIE SORRELSの『WHAT EVER HAPPENED TO THE GIRL THAT WAS』を取り上げましたが、そのアルバムに収録されていたPAUL GEREMIAの「ELEGANT HOBO」。そのオリジナルが聴きたくなって取り出してきたのはPAUL GEREMIAの1970年にリリースされた『PAUL GEREMIA』なり。たぶんこれが2nd。


 ポール・ジェレミアはブルースに強く影響を受けたタイプのフォーク系SSW。多くのホーボー系SSWの流れでもあります。他のアルバムよりもSSW的な要素が強いこのアルバムは個人的には彼のベストでしょう。良い曲揃ってますしね。


 自身によるギター、ピアノ以外にベースとドラム、ギターが加わる最低限の編成による演奏に、彼のブルース・フィーリング溢れたボーカルがなんとも心地よい。いかにも白人ブルース・マンといった趣はジェフ・マルダーにも感じられるものですね。


 聴き所はやはり「ELEGANT HOBO」かな。名曲です。
 

 CD化されたと思ったんだけど、AMAZONで検索したらヒットしなかった。マイナーなところからのリリースだったのかな?もしかして廃盤??