addsomemusic2009-08-13



 ただいまのBGMはPAUL WILLIAMSの1970年にリリースされた1st『SOMEDAY MAN』なり。これは間違いなくポール・ウィリアムスの最高傑作だと思うんでですが、それはまぁ好みの問題なのかなぁ。でも名盤だということには間違いないですね。


 なんといっても、このアルバムでは全曲でポール・ウィリアムスが詩を書き、ロジャー・ニコルズが曲を書いています。まさに二人によるソングブックといった体裁。せれでいて、究極ともいえるくらいに素晴らしい楽曲が詰まった奇跡にも近いグレイトなポップ・アルバムに仕上がっています。A&Mの流れを汲むマイルドなポップ・ソングにソフト・ロック的な色合いを強く感じさせてくれます。ややは鼻に抜けたようなボーカルが苦手な人もいるかもしれませんが、味のあるボーカリストだと思いますし、バック陣はロジャー・ニコルズをはじめ、ハル・ブレイン、ジョー・オズボーン、マイク・ディージー、ラリー・ネクテル等のメンツが揃っておりまさに鉄壁です。


 多くのアーティスト達に取り上げられてきた名曲揃いなんだけど、モンキーズの「SOMEDAY MAN」やチェイスの「SO MANY PEOPLE」、ロジャニコのスモール・サークル・オブ・フレンズ時代の「TRUST」あたりが最高ですね!


 二人のソングライター・コンビの売り込み用デモ・アルバム『WE'VE ONLY JUST BEGUN』なんてのもありますが、これは我が日本では奇跡的にCD化されています。『SOMEDAY MAN』とセット聴くことを強くオススメいたします。


Someday Man

Someday Man

愛のプレリュード~ソングス・コンポーズド・バイ・ロジャー・ニコルズ&ポール・ウィリアムス

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