■
ただいまのBGMはTIM MOOREの『TIM MOORE』なり。ティム・ムーアって認知度は高いのかな?ダリル・ホールと共にガリヴァーなるバンドを組んでた・・・と書いても無理か。でもベイ・シティ・ローラーズの「ロックンロール・ラブ・レター」の作者と言えば理解される方も多いかも。
そんなティム・ムーアの1974年にリリースされたファースト(実はセカンドという話しも聞いたことがある。詳細は?)。このアルバムはなんとニック・ジェイムソン(元アメリカン・ドリーム)をプロデュースに迎えたベアズヴィル録音で、もうこれだけでウッドストック・サウンド好きの私のツボを突きますねぇ。で、内容のほうはバツグンに良いです。ただいわゆるウッドストック・サウンドを想像してると、その甘すぎるメロの連発にかえって戸惑うかも。それくらい甘美でロマンティックな楽曲が目白押しです。そのセンスからかSSWとしては大きな成功を収めなかったものの、その後はソングライターとしての活動が多くなっていったようですね。スローな曲からアップ・テンポの曲まで本当に美メロばかりでオススメだらけ。1曲目の「A FOOL LIKE YOU」は個人的にドツボなメロディ・ライン。
よく渋いアルバムや、淡々としたフォークやSSWを好きで取り上げることが多いですが、基本的に甘いメロディのものには滅法弱いんですよね。素敵なメロディの曲に理屈は必要ありません。心地よく聴き惚れるだけです。これもそんな1枚だなぁ。
- アーティスト: ティム・ムーア
- 出版社/メーカー: COOL SOUND
- 発売日: 2004/02/25
- メディア: CD
- クリック: 1回
- この商品を含むブログ (1件) を見る