addsomemusic2009-08-14



 ただいまのBGMはTIM MOOREの『TIM MOORE』なり。ティム・ムーアって認知度は高いのかな?ダリル・ホールと共にガリヴァーなるバンドを組んでた・・・と書いても無理か。でもベイ・シティ・ローラーズの「ロックンロール・ラブ・レター」の作者と言えば理解される方も多いかも。


 そんなティム・ムーアの1974年にリリースされたファースト(実はセカンドという話しも聞いたことがある。詳細は?)。このアルバムはなんとニック・ジェイムソン(元アメリカン・ドリーム)をプロデュースに迎えたベアズヴィル録音で、もうこれだけでウッドストックサウンド好きの私のツボを突きますねぇ。で、内容のほうはバツグンに良いです。ただいわゆるウッドストックサウンドを想像してると、その甘すぎるメロの連発にかえって戸惑うかも。それくらい甘美でロマンティックな楽曲が目白押しです。そのセンスからかSSWとしては大きな成功を収めなかったものの、その後はソングライターとしての活動が多くなっていったようですね。スローな曲からアップ・テンポの曲まで本当に美メロばかりでオススメだらけ。1曲目の「A FOOL LIKE YOU」は個人的にドツボなメロディ・ライン。


 よく渋いアルバムや、淡々としたフォークやSSWを好きで取り上げることが多いですが、基本的に甘いメロディのものには滅法弱いんですよね。素敵なメロディの曲に理屈は必要ありません。心地よく聴き惚れるだけです。これもそんな1枚だなぁ。


Tim Moore

Tim Moore