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ただいまのBGMはジャンクフジヤマの『A color』なり。今年リリースされた7曲入りのアルバムで、これが記念すべき1st。先日、このブログにジャクフジヤマご自身のコメントがあり、アルバムがリリースされたのを知り、急いでAMAZONでポチッといっちゃった。とりあえず、ここ数日はヘビーローテーション中です。
ジャンクフジヤマを知ったのは数年前かな。以前あった私のHPのBBSで「ハヤオキX」が良い・・・と教えてもらい、彼らのHP(すでに閉鎖のよう)からコンタクトをとって3曲入りのデモCDRを送ってもらったという経緯がありました。その後、ハヤオキXは解散してしまい、ボーカルの藤井直史が「ジャンクフジヤマ」としてソロ活動を始めていました。
ハヤオキXを聴いて感じた第一印象は「山下達郎だな〜」というもの。メロディもボーカルもBMG時代のタツローを彷彿させるものでした。個人的に彼らの「魚のうた」が大好きでした。
そしてジャンクフジヤマ。良くも悪くも想像通りの音。ここらあたり、厳しい意見を持たれる方も多そうだけど、個人的にはとても楽しんで聴けました。確かに先人たちによる完成されたサウンドの模索の範疇を超えてはいないんですよね。でも自分の好きなサウンドを出し切った姿は微笑ましくもあり、これから徐々に自分流にしていけば良い・・と思えるくらい可能性を秘めたアルバムだと思いました。この時点でも十分に上質なシティポップスなアルバムに仕上がっているとは思います。ただどうしても「比較」はされちゃうよね。
相変わらずボーカルはしっかりと聴かせてくれています。アルバムを通して女性コーラスが加わっているのが良いですね。そのコーラスの戸田和雅子とのほぼデュエットな曲もあったりします。全体に落ち着いたメロディライン(個人的にはツボなんですが)が多い中でいいアクセントになっています。シングル・リリースできるような曲があれば大きく飛躍しそうです。達郎だってけっこう単調でノッペリとした曲が多いですが、要所要所でツボを心得たシングルをリリースしてますからね。
応援します。
彼のサイトで2曲ほど試聴できますので、ぜひ。 ココ
- アーティスト: ジャンクフジヤマ
- 出版社/メーカー: Poppin Records
- 発売日: 2009/04/24
- メディア: CD
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